電子マネーの普及には目覚ましいものがあります。2013年度の主要な電子マネー決済額はなんと3兆円。

電子マネーを利用すれば、小銭を持ち歩かなくてもOK。クレジットカードと異なり、少額決済でも気兼ねすることもありませんし、サインも不要。ですから清算はスピーディ。さらにポイント還元が受けられることから実質値引きを受けることができます。

もちろん、マイルも貯まります。



一度持つとと、手放せなくなるのが電子マネー。

難点はカード型の電子マネーだと、1つの電子マネーごとにカードが1枚必要なこと。複数の電子マネーを持ち歩くと、財布の中が膨らんでしまいます。

そんな悩みもおサイフケータイが解決!数種類の電子マネーが1台の携帯電話(スマホ)で利用できます。


さすがの電子マネーも、紛失時には残念ながら戻ってきません。でもそれは現金でも同じこと。管理は厳重に行うことが必要です。おサイフケータイなら最悪、遠隔ロックをかけられる機種もあるので、それを利用する方法もあるでしょう。


そんな便利な電子マネーを利用して、マイルを貯める方法とは?


◆マイルが貯まる電子マネーを利用しよう


一部の電子マネーには、利用額に応じてマイルが直接貯まるものがあります。その代表として、

  ANAマイルが貯まるEdy
  JALマイルが貯まるWAON

があります。



Edyは電子マネーの草分け的な存在。早くからANAマイレージクラブとは提携しており、ANAマイレージカードにはEdyが搭載されています。AMCカードのEdyを利用すれば、200円ごとにANA1マイルが加算。クレジットカードであるANAカードにもEdyが搭載されているものが多く、そちらを利用しても同じようにマイルがたまります。

さらにおサイフケータイに搭載したEdyなら、貯めるポイントが選択可能。楽天スーパーポイントやTポイントなどを選ぶことができますが、ANAマイルを選択すればOKです。

空港でもEdyを利用できるお店は多いので、搭乗前にEdyで「シャリ~ン♪」と決済すればANAマイルが貯まります。



WAONはイオンが運営している電子マネー。主にイオン、イオンモール、ミニストップや、最近では吉野家等でも利用ができます。

JALマイレージカードにはWAONが搭載されており、200円の利用ごとにJAL1マイルが貯まります。ANAカードとは異なり、クレジットカードのJALカードにはWAONは搭載されていません。

おサイフケータイ搭載のWAONにはWAONポイントが貯まるタイプと、JALマイルが貯まるタイプがあり、アプリをダウンロードする際に選ぶことができます。もちろん、JALマイルが貯まるWAONを選択すればOKです。



どちらの電子マネーもあらかじめチャージが必要な先払い方式。電子マネーカードやおサイフケータイに残額が無いと利用できません。


チャージには現金で支払う(チャージ機を使用したり、レジでチャージを依頼)ほかに、クレジットカードによるチャージもできます。

以前はチャージすることでもクレジットカードのポイント(マイル)が貯まったので、電子マネーのチャージでマイル、利用でマイルが貯まり二重にお得だったのですが、クレジットカード会社の負担が大きく、ほとんどのクレジットカードでは電子マネーチャージをしてもポイント・マイルは貯まらなくなりました。

しかし、今でもクレジットカードからのチャージでもマイルが貯まるカードと電子マネーの組み合わせが少数ながらあります。



Edyチャージでマイルが貯まるのは、ANA JCBカード プレミアムANA JCB ワイドゴールドカードと、ANAダイナースカード。電子マネーチャージの金額200円ごとに1マイルが貯まります。

しかしそれぞれ年会費が75,600円、15,120円、29,160円と高額なため、Edyチャージのためにだけ所持するのは難しいです。カード付帯のプレミアムなサービスを受けたい、フライトマイルを効率よく貯めたい、という方にはおすすめです。



WAONチャージでマイルが貯まるのは、JALカードVISA/Master(Top&ClubQブランドを含む)JAL・JCBカード。電子マネーのチャージ金額100円ごとに1マイル(ショッピングマイル・プレミアム入会時)が貯まります。

こちらは毎年3月31日までの期間限定キャンペーンでのマイル付与。しかし毎回1年間延長されており、これまでのところは半永久的なキャンペーンとなっています。



私のスマートフォンに搭載したEdyとWAONアプリの画面です。それぞれマイルが貯まる設定にしています。

Edyチャージ5 WAON モバイル JMB




◆電子マネー利用でクレジットカードのポイントが貯まる



カード会社と電子マネーで連携している場合は、電子マネーのチャージ・利用でクレジットカードのポイントを貯めることができます。

QUICPayJCBカードが中心となって立ち上げた電子マネー。チャージが不要のポストペイ(後払い)方式となっており、クレジットカードの利用額と合算して請求されるので、JCBカードのポイント、OkiDokiポイントが貯まります。
通常のJCBカード(ORIGENAL SERIESという名称)だと、OkiDoki1ポイント=ANA/JAL3マイルと交換できますし、ANA JCBカードに組み付けたQUICPayならOkiDoki1ポイント=10ANAマイルに交換することもできます。

iDはNTT Docomoが立ち上げた電子マネー。こちらもポストペイ方式。iDを利用できるクレジットカードが三井住友カードです。三井住友カードのポイント、ワールドプレゼントはANAマイルに交換できるほか、Gポイントを経由してJALマイルに交換することもできます。おすすめはANAカードVISA/MasterにiDを組み付けること。1000円の利用で最高10マイルが獲得でき、お得です。



◆交通系電子マネーでマイルを貯める。つまりまさしく陸でもマイル。



鉄道やバスなどの陸上交通を利用できるのが交通系電子マネー。
火付け役はJR東日本のSuica。今や鉄道、バスなどのとどまらず、エキナカのお店、自動販売機、街中のお店などでも利用できる電子マネーの一大勢力となりました。

その後、関東圏の私鉄で利用できるPasmo、JR東海のTOICA、JR西日本のICOCAなど、鉄道系電子マネーは雨後のたけのこのように増加。相互利用も進められ、Suicaは日本全国のかなりの地域で利用できるようになっています。

それぞれの事業者でポイントが貯まる仕組みなどが構築されているので、それらのポイントを貯めるのがスマートでいいかもしれませんが、それではマイラーになれません。普段利用できる鉄道・バスなどでいかにしてマイルを貯めるか考えてみました。


まずは代表格Suica。JR東日本エリアに限らず、全国で利用できるので使いやすい電子マネーです。

Suicaにチャージしてマイルが貯まるというか、Suicaそのものを搭載してしまったクレジットカードがあります。それがANA VISA Suicaカードと、JALカードSuicaです。クレジットカードにそれぞれSuica機能が搭載されているので、別にSuicaカードを用意する必要もなく、チャージでそれぞれ間接的にANAマイル(ワールドプレゼントポイント)とJALマイル(VIEWポイント)を貯めることができます。


PASMOでマイルを貯めやすいのはJALマイル。
東急のTop&ClubQブランドまたは小田急のOPクレジットブランドが付帯したJALカードを所有すれば、PASMOオートチャージサービス(PASMOの残高が少なくなると、自動でチャージしてくれるサービス)を利用でき、もちろんチャージでマイルが貯まります。

ANAマイルを貯めたい場合は、東京メトロのTo Me CARDを利用する必要があります。PASMOへのチャージのほか、東京メトロに乗車して貯まるポイントをANAマイルに移行することができます。頻回に東京メトロを利用される場合はお得かもしれませんが、PASOMOエリアはSuicaも利用できるので、ANA VISA Suicaカードを利用する方が貯めやすいかもしれません。


関西私鉄で利用できるPiTaPa。交通系電子マネーでは珍しいポストペイ方式。PiTaPaへのチャージでマイルが貯められるのは三井住友カードです。iDと同様、ANAマイルを貯めるならANAカードVISA/Masterを所持してPiTaPaカードを申し込むと、マイルがさらに貯まります。



いずれにしても2013年春からは交通系電子マネーの相互利用がかなり拡充される予定。そうなると一種類の電子マネーで日本各地相当な地域で利用できるようになり、かなり便利になります。Suica優位と言われていますが、各電子マネーの巻き返しもあるかもしれません。




電子マネーでのマイル獲得。100円や200円で1マイルなので微々たるものですが、
チリも積もれば精神でコツコツ利用していると、ちょっとしたマイル源になるのであなどれません。
コンビニでの買い物など、日々の暮らしで利用できるものですので、まだ利用したことの無い方はぜひ利用してみることをおすすめします。
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